野球選手がバッターボックスに立つ時ある程度球種やコースに的を絞ると思います。
1、高めのストレート(直球)一本にヤマを張る
2、コースは絞らずストレートにタイミングを合わせる
3、球種やコースは絞らず無心でバットを振る
1は日本シリーズでヒットが全部ホームランだった西武の中村選手のようなタイプ。ハマればフェンス越え、しかし読みが外れるとあえなく三振。競馬に例えれば1つの方向性の穴馬を狙い続けることに置き換えることができます。
2はイチロータイプ。ストライクゾーンにきた変化球にも対応してファールで粘ることもできそうです。こちらは競馬に例えれば1つの方向性の穴馬を狙いつつレースごとに柔軟に対応するスタンスに置き換えることができます。
3のスタイルで3割40本毎年打っていたらそれは超天才打者ですね(実際はそんな選手はいないでしょうけど(苦笑))。競馬に例えれば漠然ときそうな馬や妙味ある馬から買ってるタイプ。
1つの方向性の穴馬と言うのは私の場合は人気落ちの実力馬なんかが主流ですが、実際は馬場状況、展開の読み、レースのイメージなど複合的な要素が入ってきます。まぁ一言で言えば配当期待値の高い馬です。馬の人気は馬券を買う者が決めるものであって実際の馬の人気と馬券になる可能性は等価ではありません。そこ突かないと競馬で勝つのはなかなか難しいでしょう。
1は打率(的中率)を犠牲にしてホームラン(穴馬券)を量産するスタンス
2は打率(的中率)を保ちつつホームラン(穴馬券)もそこそこ取るスタンス
今は昨年の失敗した時期の反省から2のスタンスを取っていますが正直1と2のどちらのスタンスが正しいか結論は難しいところです。競馬は結局「トータルでどれだけ勝ってるか」なのでいくら安い配当を何本もとってる人より1本超万馬券を取ってる人の方が儲かっているケースなんかはザラです。その超万馬券を年間何本か獲れる確信があれば1のスタンスでもいいのです。
1のスタンスでは長期的にみればある程度のホームランを計算できますが長いスランプもあります。理想は2で限りなく1のホームラン数に近づけること。しかし何本かホームランを逃してしまうこともあります。2のスタンスのポイントはある程度自分の感覚を尊重する=シックリくる馬を狙うことです。勿論そのベースにあるのは「1つの方向性の穴馬」です。1と2のスタンスどちらを取っていても重なる狙いなんかは完璧ですね。
2009.2.23 「あなたはどっち派?」 by TAKEZO
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