誰もが陥るのがスランプ。1年中馬券が当りまくってるなんて人はまずいません。予想の軸がブレてる人は1年中スランプなんて人もいると思いますが、実は勝ち組で馬券が少し好調でも予想の軸がブレると簡単にスランプに陥ってしまいます。これは逆のパターンもあり不調時にスタンスを変える事でもあります(そうなるとドツボです)。
馬券に好不調の波は付き物ですが私の場合は馬券の調子が良いと、たまに全ての穴馬券を獲りに行こうとして少し足りない馬まで狙ってしまう悪癖が顔を覗かせる(爆)。穴馬券をバシバシ当ててボロ儲けした翌週(或いは翌日)なんかは凄い当たる雰囲気になりますがそんなに世の中甘くない。具体的な例を挙げればアレキサンドライトSの◎ストロングバサラ。これは昇級馬の中でも狙えるパターンから少し逸脱した狙いだったと反省している。このレースではエターナルスマイルが展開を考えた時に脚質で、タマモグレアーが適正で、セイカアレグロが斤量と脚質で、パピヨンシチーが調子の部分で狙い難くく狙える実力馬の穴馬が見つからなかったので格下のこの馬を狙ったわけですが素直にパスするか指定Cにすべきだった。実際ここまで狙いのゾーンを広げてしまうと最悪獲らないといけない馬券を獲り逃がしてしまうケースが出てくる。そしてスタンスを戻したところで今度はハマらずチグハグな結果となり負のスパイラルに陥り、スランプとなる。
ちなみにアレキサンドライトSで2着にきたのは休み明けかつ昇級戦だったパワーストラグルだった。こちらは無印にしたように1000万下でオウロプレットに頭差勝ちのパフォーマンスでは1600万下で強調できるところはなかった(これはストロングバサラにも言えますが)。この馬が2着にきたのは3歳秋の時期に500万下、1000万下を連勝した底をみせてない明け4歳馬で500万下&1000万下を勝ち上がるのに13戦を要した5歳馬のストロングバサラより伸び代があったのと今の中山の前が残る馬場と先行力のアドバテージあたりと考えられる。それでも◎的にはここまで狙いを広げることは私の予想スタンスでは得策ではない。
しかし少し細い線で限定していくと最近当てたオメガファルコン、トーホウオルビス、タカラサンデーのような美味しい昇級馬(格下馬)、現級で少し足りない成績の馬ではウィルビーキング、メイビリーブなど挙げればキリがないですがこの手の馬券は結構成立する。ある程度こういう馬で狙えるラインは確立していますがまだ漠然としている部分でもあるので昨年の格下馬が絡んだレースを裸にして考察していきます。
2010.1.27 「スランプの考察と昇級馬or格下馬の考察」 by TAKEZO |