函館9R 漁火S ◎7.ミッキーパンプキン(6〜7番人気)
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◎ミッキーパンプキンの前走は直線脚はあったが窮屈な内ラチ沿いのポジションで捌いてこれなかった。3歳時の先行馬のイメージからすっかり追い込み馬に変貌を遂げていますが決してズブくなった感じではない(テンから行かせると引っ掛かるとのコメントあり)。直線一気を決めた修学院S(京都2000)、内を捌いてきた福島民報杯(福島2000)脚をためていくと直線の短いコースでも差し切れる一瞬の切れはある。恐らく直線の長いコースより短い方がいいタイプなので時計の出る函館コースはこの馬には悪くない条件とみる。修学院Sがナリタクリスタル(小倉大賞典2着)を差し切り、オープンの福島民報杯3着から力は足りるでしょう。相手は実力馬○シェーンヴァルト、▲トーセンジョーダンがともに臨戦過程、斤量面減など条件好転で有力。
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1着▲トーセンジョーダン(1番人気)
2着◎ミッキーパンプキン(8番人気)
3着○シェーンヴァルト(2番人気)
◎ミッキーパンプキンの2着は順当。単勝30倍の8番人気と思ったより人気薄でしたが、勝ったのが単勝1.7倍の▲トーセンジョーダン、3着に2番人気の○シェーンヴァルト。妥当な結果過ぎてあまりつかなかったですね。3,4着が入れ替わるだけで万馬券だったんですけどね(・ω・)◎からの馬連はトーセンとで21倍、シェーンとで52倍、他は93、95、万馬券↑だったのでかなり厚めにいけたと思います。上位3頭は力通り走った印象ですが◎ミッキーパンプキンは人気薄で思い切った競馬もできたか好騎乗。ダンツホウテイあたりが外から脚を使って上がっていったところをジックリ脚を溜めていた。○シェーンヴァルトは後ろからの競馬で今回はまくらず、外々まわる形を強いられた。
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新潟11R 新潟日報賞 ◎13.ダブルウェッジ(7〜9番人気) |
◎ダブルウェッジは毎日杯10着後1年休養を挟んだが叩き3走目&降級初戦の前走が0.7秒差の7着とまずまず走った。遡れば3歳春にマイル重賞のシンザン記念2着、アーリントンC勝ちがある実績馬。当時▲タイガーストーン、○キングストリートあたりには先着を果たしていた点を考えても条件クラスではポテンシャルは上位。ポイントは復調度(成長度)と新潟適正ですがその辺の不確定要素が今回の妙味でもある。京都1200では上がり34.5はマークしていますが好走した3歳マイル重賞2鞍がともに時計が掛かってたので時計の出る新潟コースには課題はあるとは思います(馬場渋化が残っていればプラス材料ですが恐らく回復するでしょう)。展開面でモエレビクトリーあたりの単騎逃げになりそうなので前有利のこの馬向きの流れは見込めそうです。相手は現級は府中1600で圧勝している○キングストリート。当時とのデキの違いがどうかですが、外枠で外々まわる不利を差し引いてもここなら上位視。▲タイガーストーンは前走◎に先着、こちらも現級1600では力上位。
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1着○キングストリート(1番人気)
2着注エーシンビーセルズ(5番人気)
3着×ダイレクトキャッチ(8番人気)
1番人気○キングストリートは外をまわして差し切り。近走着順を落としていたがオープンや2000mでのもの。現級は同じ左回りの府中1600で圧勝していた点を考えると久々の適鞍で順当勝ちと言える。2着エーシンビーセルズはバクシンオー産駒で現級1200で勝ち上がり、前走は1400で2着。能力的に現級上位は明らかで、後ろからいって末脚勝負のタイプだけに距離延長はこなせそうなタイプではあった。今日のレースを見る限りマイルも十分守備範囲。3着ダイレクトキャッチは前走2000mで9番人気2着だったが最近はむしろ1600で好走していた馬。人気が上がらなかった要因は外枠と陣営の弱気なコメントか(「中間短期放牧。戻ってからの息遣いひと息。暑い時期はもうひとつのタイプかも。割引必要かも」と弱気コメント連発)。◎ダブルウェッジは12着。直線半ばでギブアップしたあたりまだ復調手前か。懸念した時計勝負には向かないタイプの可能性はあり、この条件では4着モエレビクトリーくらいの積極策でないと厳しいかもしれない。
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新潟10R 苗場特別 ◎13.トーセンベルファム(7〜9番人気) |
先行有利の新潟1200ですが逃げたいクチが何頭かいる。同型の兼ね合い次第ではかなりのハイペースもあり、有力どころも前で運ぶ面々だけに差し馬を狙ってみたい。◎トーセンベルファムは現級では4走5,12,9,13着ですが最も実績を残している1200【2.2.0.0】を使うのは今回が初めて。現級5着時がかなり前になりますが1400でアートオブウォー(1600万下勝ち)と0.3秒差。休養している間に差はつけられたが当時負かしている同世代のラインプレアー(6着)、クイックリープ(10着)は上のクラスで走っている。
その後降級して3走目の今年1月に500万下を勝ち上がり、現級で3回走ったが12着、9着、13着。結果は出てないが1600の2鞍は距離が長かった。2走前の1400は内で捌けず、前が開くと伸びてきたが完全に脚を余した形。前走は距離が長いマイルでしたが追い込み馬が上位3頭を占めたハイペースを前半からとばして直線も残り1ハロンまでは見所十分だった。前走くらいのスピードの乗りならこのクラスの1200の流れも対応できるはず。相手上位は後ろからいくファンドリカップ、パーフェクトケン(こちらは本来前に行く馬ですが)あたりの選択もありそうですが4着以下に5馬身差つけるハイレベルの出石特別の2頭○ヒシアカデミー、▲マイティーストームの粘り込みのラインを想定。○は休み明けの1600万下でも4着で走っている実力馬で控えても力は出せるタイプ。▲はハナが理想なのでタマモハーバーとの兼ね合いがポイント。ペースは厳しくても行ききれるか離れた2番手ならそれなりに力は出せそう。
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1着△アーリーアメリカン(3番人気)
2着△ファンドリカップ(5番人気)
3着◎トーセンベルファム(7番人気)
TAKEZO買いで3連複は拾いましたが上位2軸のチョイスミス。まぁ1,2番人気だったので順当な選択ではありましたが、前で残すとみたのが違う馬△アーリーアメリカンでした。見解でも少し触れましたが差し馬の△ファンドリカップを相手2軸にチョイスしても良かったですね。最後方から大外一気でハナ差3着まで迫った◎トーセンベルファムの騎乗は?でしたがパフォーマンスに関しては合格点。ちょくちょくこの手の追い込みが飛んでくるのが新潟1200ダート。条件的に前が有利なのは周知の事実なので先行馬は人気になりやすいですが、今回のように明らかに展開が向きそうでも差し馬は人気になり難い。このメンバーでもハナを切れるスピードもあるとみたタマモハーバーがハナを奪えず、人気のヒシアカデミー、マイティーストーム、アーリーアメリカンが軽いポジション争い。一応マイティがハナだったが道中は息の入らない逃げ。ヒシアカデミーが早めに脱落(2走ボケもあったか?)、マイティストームは結構粘ったがゴール前で脱落。
勝ったアーリーアメリカンは2番手から粘り込んだのだから強い内容。ラスト3Fは12.1-12.1-13.4が示す通り最後1Fが掛かっており差し馬ファンドリカップ、追い込みのトーセンベルファムが浮上して2,3着。
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函館11R 七重浜特別 ◎5.スガノメダリスト(4〜5番人気) |
◎スガノメダリストの前走は降級戦ながら5着でしたが、一息入った一戦で道中は終始外々をまわしていた点を考慮すると悪くない内容。今回は内枠を引いたので前走のような大味な競馬にはならないはず。ここ1年ダートに実績は偏っていますが芝は2,3歳時に府中1400クロッカスS2着や中山1200オープン勝ちなど短いところで馬券になっているように適正に問題なく一度叩いた効果でまだパフォーマンスを上げてくる余地もある。時計の出る洋芝適正は未知数ですが切れる脚がない方なのでどちらかと言えば合うタイプか。少なくとも今の小倉や新潟より合いそうです。問題は配当妙味ですがエイトの想定人気では単9.2倍の5番人気。前走(1番人気)より妙味は出てくるなら狙い目と言える。コリコパット、サトノディライト、クラッカージャックあたりがどれくらい売れるか次第でしょう。あまり妙味がないようなら購入額はセーブします。相手○コリコパットは◎の中山1200オープン勝ち時の2着馬で芝ダート1200兼用馬。▲サトノディライトはこれまでの一連の3歳馬と古馬の対戦比較から通用レベルの3歳馬。
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1着△アンシェルブルー(4番人気)
2着▲サトノディライト(1番人気)
3着△ランブルジャンヌ(6番人気)
中間の雨の影響か勝ち時計1:09.7上がり3F35.4と先週より時計を要する馬場。休み明けの3歳馬アンシェルブルーが快勝。1200は中京で未勝利勝ち程度の実績だったがこの辺は成長力ある3歳馬ならではか。その未勝利戦もそこそこのレベルだったと思われる。2着馬エナジーハートは前走なずな賞勝ちのレオプライムの3着、日曜小倉で500万下を勝っている。2着サトノディライトは時計を要する馬場も問題なかったようで、勝ち馬より実績断然の3歳馬で順当。3着は前走初芝のレース人気薄で2着にきたランブルジャンヌ。これで芝に変わって2,3着。前走の好走要因が単純に芝適正があっただけなので今回6番人気程度なら美味しかったかもしれない。◎スガノメダリストは2番人気だったが単6.2倍で人気も割れていたのでオッズ的にはまずまずだった。しかし行き脚が悪く内枠を生かせず、前走のVTRをみるかのような外からの押し上げに脚を使って直線は伸びあぐねる。
実力的にはこの競馬でもねじ伏せて欲しいところだが・・・。
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新潟12R ◎12.カシノリボン(7〜9番人気) |
◎カシノリボンは現級1200でアルティマトゥーレを負かし、1000万下クラスの芝1200ではランチボックスと0.3秒差の3着がある実力馬。当時の上位馬の大半は上のクラスで走っている。その後7ヶ月休養を挟み16着、更に6ヶ月休養を挟んで16着、16着。2,3走前は状態もまだまだだったと思われますが2鞍とも11,14,7着とそれまで適正を示してなかったダートなので着順はあまり参考にならない。そして前走が同条件で6着。最内の1枠からハナを切って外へ切れ込みながら見せ場十分の内容だったのでここから上昇カーブを描けば勝負になるとみる。前走が前半2F22.1-3F32.9通過のラップから○レッドハイヒールあたりと遜色ないテンのスピード。枠も前走程内過ぎないのでひとまず無理なく前々で馬場のいいところを走らせることができそうです(ケイティラブと似たようなタイプなので鞍上的にはいいイメージで乗れるはず)。○がガンガン飛ばしてきそうなのでハナは微妙ですが1000万下3着時が内から盛り返した競馬でハナを切れなくても力は出せる。○レッドハイヒールは上のクラスで2着がある快速馬。揉まれ弱いタイプなのでハナを切れれば直線1000mは合いそうです。▲ミラグロレディは2走前この条件で7着も1番人気に支持されているようにこの条件は適正あり【1.3.0.1】。外枠がよく巻き返しを警戒。穴は2枠の2頭△グローリールピナス、△ルミナリエ(人気するかもしれないですが・・・)。
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1着◎カシノリボン(7番人気)
2着Dジョウノオアシス(10番人気)
3着○レッドハイヒール(1番人気)
◎カシノリボンはもうちょいつくかなーと思っていましたが・・・皆さん買い過ぎです(苦笑)人気的には最終的には落ち着くところに落ち着いた感じではあります。◎はハナを切ってそのまま楽勝!鞍上的にはケイティラブのイメージで乗るだけだったので気楽だったのではないでしょうか。3連複288倍は何の捻りもない◎○のラインで簡単に獲れた感じです。馬連馬単は少額でしたがこれだけつけば悪くないですね(2着馬は10番人気。7頭のD群の中に放り込んでしまいましたが冷静にみればC群でもよかった感じです)。2着ジョウノオアシスはこのメンバーでは前で運べるスピードはあった。現級では15戦して1回の3着があっただけでしたが当時ブルーミンバー、ベストロケーションに次ぐ3着。カレンナサクラあたりに先着していた。○レッドハイヒールは思ったほどテンからいけず道中は4番手くらいから徐々にポジションを上げていく形。番手からでも揉まれない形なので最後まで我慢できた印象。
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